【金曜ロードショー】来週10/11は「塔の上のラプンツェル」放送!原作グリム童話「ラプンツェル」との違いは?

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金曜ロードショーで来週10/11は、ディズニーの名作「塔の上のラプンツェル」が放送されますね。

グリム童話の「ラプンツェル(髪長姫)」から生まれた本作は絶大な人気を誇り、ラプンツェル自身も、好きなディズニープリンセスランキングで常に上位をキープしています。

mimosa
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「輝く未来」など、作中で流れる歌も人気ですよね♪

そんな塔の上のラプンツェルですが、原作となったグリム童話の「ラプンツェル」とは内容が結構違うんです。

今回は、映画「塔の上のラプンツェル」とグリム童話「ラプンツェル」を比較してみようと思います!

映画とグリム童話の違い

映画「塔の上のラプンツェル」とグリム童話「ラプンツェル」の違いをまとめてみました。

①ラプンツェル妊娠中の出来事

まずは、ラプンツェルがまだ母親のお腹の中にいる間に起きた出来事について、グリム童話との違いをまとめていきます。

【映画】
ラプンツェルの母親であるお妃が、ラプンツェル妊娠中に病を患ってしまいます。
王はその病を治すために、どんな病でも治るという「魔法の花」を探します。
【グリム童話】
ラプンツェルを妊娠中の母親は、魔女ゴーテルの庭に生えている「ラプンツェル」という野菜がどうしても食べたくなり、それ以外の食べ物を受け付けずに痩せ細ってしまいます。
心配した夫は、野菜のラプンツェルを手に入れるためにこっそり魔女の庭に忍び込みます。
物語の冒頭から違いすぎてびっくりですね!
mimosa
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「ラプンツェル」は魔女の庭の野菜の名前だったんですね!

まず大きな違いは、グリム童話のラプンツェルは王国の王女ではありません。
ごく一般的な夫婦の間に宿った子どもです。
母親は、近所の恐ろしい魔女の家の庭に生えている、「ラプンツェル」という美しい野菜が食べたすぎて病にかかってしまいました。

②ラプンツェルが生まれた後

【映画】
王は魔法の花を見つけ出し、魔法の花を飲んで妃は元気になり、無事にラプンツェルが誕生しました。
そうして生まれたラプンツェルには魔法の花の力が宿っていました。
ずっと前から魔法の花を見つけていた魔女のゴーテルは、花を隠して独り占めして若さを保っていました。
魔法の花を取り戻したいゴーテルは、ラプンツェルを誘拐し、誰にも見つからないように森の中の塔に閉じ込めてしまいました。
【グリム童話】
ラプンツェルの父親は、1回目はラプンツェル(野菜)を盗み出せましたが、2回目忍び込んだときに魔女に見つかってしまいます。
魔女に「好きなだけ持って行ってもいいけれど、生まれた子どもはもらう」と言われますが、慌てていた父親はその要求を受け入れてしまいます。
生まれてすぐに魔女がつれていった子どもは「ラプンツェル」と名づけられ、美しく成長し、12歳になってからは入口もない高い塔の上で暮らすことになりました。
なんと、グリム童話でラプンツェルの父親は、「子どもが生まれたら魔女に渡す」という約束をしてしまっていたのです。
mimosa
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助かるためとは言え、なかなかひどい・・・。

映画では誘拐され塔の中に閉じ込められていましたが、グリム童話では合意の上でした。

③王子役との出会い

【映画】
城で盗みを働いたフリン・ライダーが、追手から逃げている最中にラプンツェルの閉じ込められている塔を偶然見つけ、中に侵入しました。
フリンとの出会いをきっかけに、ラプンツェルの灯籠を見る夢をかなえるための冒険が始まります。

【グリム童話】
王子が森で馬に乗って歩いているときに塔を見つけました。
そこでラプンツェルの歌を聞いた王子はその歌声が忘れられず、歌を聴くために毎日塔に通うようになります。
ある日、魔女がラプンツェルに呼びかけて長い髪を垂らしてもらい、それを伝ってのぼっているところを見つけます。
王子は魔女の真似をしてラプンツェルに呼びかけ、彼女の元までのぼっていきます。
王子はラプンツェルにプロポーズし、ラプンツェルはそれを受け入れます。

まず、映画での王子役はフリン・ライダーと名乗る盗人ですが、グリム童話では王子様です。

そして一緒に冒険を続ける中でだんだん惹かれ合う映画とは違い、グリム童話では出会って早々2人は結ばれます。

mimosa
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出会ってすぐプロポーズだなんて、アナ雪のハンス王子みたい!

④髪が短くなる理由

【映画】
ゴーテルにより拘束されてしまったラプンツェルと、ナイフで刺されてしまったフリン。
ラプンツェルは「今後言うことを聞くから、フリンの傷を手当てさせてほしい」とゴーテルに頼み、ラプンツェルは傷を治すためフリンに近づきます。
そのとき、突然フリンはラプンツェルの髪を短く切りました。
【グリム童話】
ラプンツェルはうっかり口を滑らせ、王子を連れ込んでいたことがバレてしまいます。
魔女は激怒し、ラプンツェルの長い髪をハサミで切り落とし、砂漠へと追放します。

映画ではフリンがラプンツェルの髪を切り落としましたが、グリム童話ではゴーテルが髪を切り落としています。

そしてグリム童話では、ゴーテルから事の顛末を聞いた王子は絶望のあまり、塔から飛び降りて失明してしまうのです。

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恐ろしすぎる展開・・・。

どちらもハッピーエンドで幕を閉じる

雲行きが怪しいグリム童話のラプンツェルですが、結末は映画と同じくハッピーエンドです。

失明した王子は、その後何年も森をさまよい、やがてラプンツェルが追放された砂漠にたどりつきます。

そして懐かしいラプンツェルの歌声を聞いて、彼女を発見します!

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なんとラプンツェルは、男の子と女の子の双子を生んでいました!

ラプンツェルの涙が王子の目に零れると、失明した目が戻り、その後2人は王子の国で家族みんなで幸せに暮らしました。

まとめ

今回の記事では、映画「塔の上のラプンツェル」とグリム童話「ラプンツェル」の違いについてまとめてみました。

映画とグリム童話で、内容がこんなにも違うとはびっくりです。

来週の金曜ロードショーでの放送が楽しみですね♪

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