現在日本の通信環境の変化に伴い、固定電話を使用する人は急激に減少しています。
実際に、最近は家に固定電話機を置いていない人もたくさんいますよね。
2024年1月より、固定電話サービスの切り替えが始まりましたが、実際どのような変化が起こっているのでしょうか？
固定電話は廃止されるの？
今回は固定電話のIP網への移行についてまとめていきます！
固定電話は廃止される？
まず結論から言うと、固定電話サービスは廃止になるわけではありません。
2024年1月以降、固定電話はIP網という通信への移行が始まったのです。
そのポイントは以下の通りです！
IP網とは？
2024年1月より移行開始されたIP(Internet Protocol)網とは、インターネットを使った通信方式のことであり、IP電話をわかりやすく言うと、インターネット接続を使って通話する電話のことです。
2025年1月までにIP網への移行が完了することが予定されているそうです。
このIP網によるIP電話は、通話品質も現在使われているものと同じくらいの水準である見込みがあるようです。
電話番号について
固定電話をIP電話へと移行しても、電話番号は変わりません。
電話機についても、今使っているものをそのまま使えます。
みなさんが新たにIP電話に対応した電話機を購入したり、交換をする必要はありません。
通話料金について
通常固定電話の料金は、基本料金（回線使用料）+ 通話料金がかかります。
移行前は固定電話での通話は距離によって通話料金が変わっていましたが、IP電話は、距離に関係なく通話料金が全国一律です。
基本料金は特に今までと変わりません。
IP網への移行手続き・工事
IP網への移行手続きや工事は必要ありません。
自分で申し込んだり手続きすることはなく、NTTの方ですべて行ってくれます。
もし切替中に誰かと通話していても、通話・通信が切断されることはありません。
悪質な詐欺や勧誘に注意！
今回のIP網への移行に伴い、悪質な販売勧誘に十分気をつけてください。
先ほども説明しましたが、IP網への移行は手続き・工事は必要なく、電話番号や電話機も変わりません。
特に2025年1月までは要注意！
固定電話の種類
固定電話の回線の特徴についてまとめていきます。
IP電話
今回の記事でまとめました。
インターネットを使った通信方式で、距離に関係なく通話料金が一律です。
アナログ電話
インターネットを利用せず、音声もデータに変換されずにそのまま伝わります。
メリットとして、インターネットの電波状況に左右されないことが挙げられます。
デジタル回線（ISDN回線）
音声がはっきりと明瞭に聞こえます。
通話しながらFAXしたりすることもできます。
まとめ
今回の記事では、固定電話のIP網への移行についてまとめてみました。
ポイントは以下の通りです。
・電話番号は変わらない！
・通話料金は全国一律9.35円/3分！
・IP網への移行手続き、工事は必要ない！
・悪質な詐欺や販売勧誘に注意！
