【賃貸借契約】賃貸管理業務経験者が教える!家を借りるとき絶対注意するべき4つのこと

暮らし・生活

新生活をはじめるとき、まず住む家を探し始める人は多いのではないでしょうか?

新しい生活に思いをはせながら家を探すのは、わくわくして楽しいですよね!

ところで、賃貸のアパートやマンションを契約するとき、契約書の内容をよく確認せずに契約してしまっていませんか?

契約書類は文量が多く、読む気が失せるのはとてもわかります・・・。

しかし、あとで後悔しないように、ぜひ今から伝えるポイントだけ抑えておいてください!

家を借りるとき絶対注意するべき4つのこと

賃貸でアパートやマンションの部屋を借りるときにぜひ気をつけてほしいことについて、順番に説明していきます。

①退去時ハウスクリーニング代

契約書の最初のほうにある頭書の「賃料」などの項目に、「退去時ハウスクリーニング代」「解約時クリーニング費用」などの表記があることがあります。

この場合、物件を退去するときに、退去の時のクリーニング費用として、賃貸管理会社が指定する金額を支払わなければいけません。

金額は2~5万円がほとんどで、物件の広さや部屋数によっても違ってきます。

金額については最初から決まっていることが多いので、契約時に見落としてしまって、退去の時にクリーニング費用を請求されたけどお金がない!なんてことにならないように、事前に心の準備をしておきましょう。

「特約事項」の欄にこっそりと書かれていることもあるので、気をつけてくださいね!

②解約通知

賃貸でアパートやマンションの部屋を借りている場合、その部屋を出て行くことになっても、すぐに退去できるわけではありません。

まずは契約書の「解約」に関係する項目を確認してみましょう。

そこに、「乙(借主)は甲(貸主)に対し、少なくとも○ヵ月前に解約の申入れを行う必要がある」というような記載がありませんか?

mimosa
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見つからなければ「特約事項」のページも見てみよう!

基本的に住居の場合は、退去したい月の1~2ヵ月前までに解約の通知を行うケースが多いです。

例)1ヵ月前までに退去通知の場合 
  → 8月31日に退去したいなら7月31日までに解約の連絡をする!

管理会社によって異なりますが、通知方法としては管理会社に「退去をしたい」ということを電話で伝え、その後は管理会社の指示に従って「解約通知書」を送るのが一般的です。

解約の申入れ手段にも注意!

解約の通知を行う場合、どのようにして行えばいいかしっかり確認しましょう。

退去の1ヵ月前までに口頭や電話で管理会社に通知すればOKなケースもありますし、退去の1ヵ月前までに貸主に解約通知書が到着していないと受け付けてもらえないケースもあります。

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わからなければ管理会社に問い合わせよう!

③早期解約違約金

つい最近新しい部屋を契約したけど、事情があってすぐ退去することになった場合にも注意が必要です。

契約書の「特約事項」を確認してみてください。

そこに、「契約開始から○ヵ月未満(もしくは○年未満)で退去した場合、月額賃料の△ヵ月分を支払うものとする」というような記載はありますか?

記載がある場合は、契約後すぐに退去することになったら、早期解約違約金を支払う必要があります。

この期間や支払金額は会社や貸主によってさまざまで、契約から1年未満での解約で違約金がかかるという場合もあれば、契約更新月以外に解約すれば違約金がかかるような場合もあります。

なので、解約の時期をずらすことができるのであれば、違約金がかかる期間が過ぎてから解約することにしたほうがいいかもしれませんね。

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無駄な出費はなるべく抑えよう!

④設備の対象

最後に、設備について確認しておきましょう。

「賃貸の物件にもともとついていたもの」で「設備の対象となっているもの」は、もし故障したり不具合が起きたとしても、それを貸主の費用負担で直してくれます。

契約書とは別の「重要事項説明書」「建物の設備の整備状況」などに記載があることが多いです。

mimosa
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何が設備対象かチェックしよう!

例えば、もし設備の対象にエアコンが含まれていなかった場合、エアコンが壊れてしまったらもともと物件についていたものでも借主の費用負担で修理・交換しなければなりません。

事前に内覧に行けるのであれば、ちゃんとエアコンやコンロなどが作動するかどうか確認しておきましょう。

まとめ

今回は、賃貸管理業務経験者の視点から考える、家を借りるとき絶対注意するべき4つのことについてまとめました。

ポイントは以下の通りです。

退去時ハウスクリーニング代があるか確認しよう!
解約通知をする時期を確認しよう!
早期解約違約金があるか確認しよう!
何が設備の対象になっているか確認しよう!
後で困らないように、以上の4つのことだけは事前に確認しておきましょう!
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